2020.09.10 インターン【インターンヒストリー特別編】小濱社長[後編]

 

 

 

 

 

 

インターンシップってなかなか、僕らみたいな地方の水産加工の会社って縁がないなって言うのは普段から感じてて、ちょっと表現悪いけど大きな会社が学生さんを持ち上げて、うちの会社来てくださいよっていうような形式的なものだと思ってたと記憶してます。米内と中村(第1期インターン生)が来るその前年の夏かな、実践型インターンシップの成果報告会にうちの品質管理室の村上が行ったんですよ。インターンシップは僕らも費用が発生するし、学生さんも時間とか思いとかあって飛び込んできてくれる。そういうのも一種のギャンブルかなって思いながら誘いを受けました。

『実践型インターンシップ』とは?

初めは学生さんにフィールドを提供して、しょうもないんだけど、場所を提供しますから勝手にちょっとやっててみたいな(笑)

邪魔にだけはなんないように、みたいな。それが米内と中村を受け入れたことで180度変わったっていうか。彼女らすごい本気で、尖ってて。なんか学生さんなのに…って自分の学生のときと比べてしまって…(笑)こいつらなんなん!?みたいな。しっかりしてるやん!って(笑)そういう部分?何か形にしたい、課題を解決したい、新しい自分に出会いたいっていう、そういった彼女たちの本気度っていうか。見てて結構楽しくて。なんか僕もなりてえなってなりましたね。

 

 

更に言えば、最終的にイカをいろいろいじってお客様に提案するっていうステージを設けるんですけど、所謂プレゼンですよね。

お客さんもね、同じリアクションをするんですよ。『学生のプレゼンってなんなんよ』『何をわかってんねん食品の』って。でも、やっぱ分かんないなりに彼女ら結構頑張ってトライしてて。商談終わった後に、『すごいな学生さん』って言われましたね。だからこのインターンを続けてる部分っていうのはお客さんの為というのもあるんです。普段は極力体力使わないように器用に、要点だけまとめた商談が多いんですけど、やっぱインターンで飛び込んできた子らのプレゼンっていうのはすごい熱量が半端なくて。それがほんと伝わってくるプレゼンなんですよ。見当違いでも間違ってないって言いますか、例えそれが商品化にならなくても次に繋がる。俺も、会社も、インターン生も、お客さんも。そういうのが見えてるんですよね。せやからやってよかったなっていう風に感じてます。みんなそれぞれあるよ。みんなある。みんなあるけどやっぱ一発目のインターン生の子らは衝撃が強かったっていうか胸を射抜かれた、それぐらいの衝撃でした。

インターン1期生米内さん・中村さんの活動内容はこちら

 

 

食品がどう変わっていくのかというか、これからの僕らの生活にとって食品の位置づけがどういう風に変化してくのかっていうのを見守りたいっていうのがありまして。日本で言えば、食は欧米化に舵が向いてて、共稼ぎで、イメージからしたら大体ママがおって、ご飯を作ってみんなを迎えるみたいなのがどんどん変わっていってるっていうのが今の現状なんですよ。やはりスーパーとかでも野菜売り場や生鮮、鮮魚、乳製品とかよりも一番売れているのがお惣菜・デリカコーナー。そこが一番利益率も高いし、どんどん売り場の面積も広がってく。これが今のスーパーマーケット。これが成績が伸びていく原因のひとつなんですよ。コロナで売り上げは落ちてはいますが、そういった「簡単・便利」って簡便の食材っていうのは忙しい日本人として売り場が広がっていくって言うのは間違いない。そういう変化に対して僕らがどういう風に対応していくかっていうのを感じ取れる部分。

 

米内と中村(第1期インターン生)のときと比べて田中(第7期インターン生)のあたりだと、より水産を気軽にカジュアルに摂取できるか、っていう食品への開発に変わっていっていると思います。初めは南米のイカのすごいまずいやつをどういう風な工夫をしておいしく食べれるかというところからスタートしてるのを、幅広いメニューとか簡単に食べられるようにという風に展開するアプローチを…という風に変化していますね。

第7期インターン生田中さんの活動内容はこちら

 

 

インターン生の子らはまったく縁もゆかりもない地に飛び込んできていただく…

そういう方たちにまず敬意を表しているっていうか、本当ありがたい、それだけで。更に泥臭いこと言えば本当現場で長靴はいて…イカまみれなんですよ。本当僕らにとっては家族であり同志なんです。だからうちを選んでくれたっていう直感っていうのがこれからの人生の中のポイントとなる時って必ずあるんで、そういうのを信じて行動していただきたいです。

 

どこ行ったとしても日本出たとしても「繋がる」っていうのはすごい大事なことなんで、できれば可能な限り、あるときは結婚しましたとか子供できたぜ、みたいな、そういう報告があるとめちゃくちゃ嬉しいし、どっかでイカ食べたら「これってもしかして…」みたいな(笑)思っててほしいなっていうのはありますね。